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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科50巻7号

1996年06月発行

特集 男性不妊症

精子形成障害の評価法

著者: 伊藤直樹1

所属機関: 1札幌医科大学医学部泌尿器科学

ページ範囲:P.464 - P.470

文献概要

 男子不妊症例に対して精巣生検を行い精子形成障害を評価する適応は,risk and benefitを考慮すると閉塞性無精子症例に限定されるのが現状である。方法としては後期精子細胞を定量的に評価する。精子形成が正常と考えられるのは1精細管あたりの後期精子細胞数が20個,対Sertoli細胞比で1.7〜2.0程度がひとつの目安となる。また精巣容積,血中卵胞刺激ホルモン値も精子形成障害を予測する上である程度の情報を与えてくれる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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