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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科50巻8号

1996年07月発行

症例

尿閉を契機として発見された卵巣腫瘍

著者: 湯浅健1 石田章1 友吉唯夫2 藤本喜展3

所属機関: 1琵琶湖大橋病院泌尿器科 2滋賀医科大学泌尿器科 3滋賀医科大学産婦人科

ページ範囲:P.590 - P.592

文献概要

 患者は62歳,女性。尿閉を主訴として救急受診した。導尿後も下腹部の膨隆を認め,腹部CTにて.骨盤内に巨大な嚢腫様腫瘤を認めた。卵巣腫瘍が疑われたので産婦人科へ転科となった。精査の結果,卵巣腫瘍の術前診断にて同摘除術を施行し,病理組織診断は卵巣漿液性嚢胞腺腫であった。術後,排尿障害は改善した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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