文献詳細
手術手技 日帰り手術・8
文献概要
カルンクルとバルトリン嚢腫は,外来でしばしば遭遇する疾患で,前者は主に泌尿器科領域で,後者は主に婦人科領域で治療が行われている。いずれの疾患も日帰り手術の良い対象疾患である。前者においては,術後合併症(出血・尿道狭窄)防止と手術の簡便さを目的として,カルンクルの大きさにより手術方式を選択出来るように工夫した。後者においては,日帰り手術に適合した造袋術(marsupializa-tion)に小工夫を加えた術式を紹介した。
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