icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科50巻9号

1996年08月発行

症例

超音波検査にて偶然発見した精巣ライディッヒ細胞腫

著者: 野澤英雄1 三浦一陽1 永尾光一1 石井延久1 澤村良勝2 白井將文1

所属機関: 1東邦大学医学部第1泌尿器科学教室 2東邦大学医学部第2泌尿器科学教室

ページ範囲:P.677 - P.680

文献概要

 症例は38歳,男性。3年4か月の不妊を主訴に来院。触診にて精巣に萎縮を認める他は正常であったが,超音波検査にて右精巣内に低エコー性腫瘤を認め,カラードプラ法では病変に一致した血流の増加を認めたため,右精巣腫瘍の診断にて高位精巣摘除術を施行。病理組織診断はライディッヒ細胞腫であった。本症例は文献上,触知できず超音波検査にて偶然発見したライディッヒ細胞腫としては本邦1例目にあたる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら