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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科51巻10号

1997年09月発行

症例

鼠径部島状皮弁で陰嚢形成したフルニエ壊疽

著者: 武田英男1 小島聡子1 阿部拓1 久保田恭代1 佐藤信夫1

所属機関: 1船橋市立医療センター泌尿器科

ページ範囲:P.767 - P.769

文献概要

 症例は42歳,男性。主訴は陰嚢部の腫脹と発熱。アルコール依存症による肝機能障害が誘因となったフルニエ壊疽と診断し,ただちに全身の抗生剤投与とデブリードマンを施行した。さらに,フルニエ壊疽による広範囲な陰嚢部の皮膚欠損に対しては鼠径部島状皮弁を用いた形成術を行った。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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