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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科51巻11号

1997年10月発行

文献概要

症例

残存ヘルニア嚢より発症した陰嚢血瘤

著者: 江原英俊1 岡田将直2 福地貴彦2 河村毅3 西田泰幸3 河田幸道3

所属機関: 1平野総合病院泌尿器科 2平野総合病院外科 3岐阜大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.845 - P.847

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 64歳,男性。左鼠径部嵌頓ヘルニアの術後に陰嚢の無痛性腫大が出現。画像検査で血腫と異なる液の貯留を認めた。頻回の穿刺排液にもかかわらず改善しないため,腫瘤摘除術を施行した。手術所見と病理検査から,残存ヘルニア嚢に発症した陰嚢血瘤と診断した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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