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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科51巻13号

1997年12月発行

症例

フルタミドの投与中止により前立腺特異杭原値が低下した進行性前立腺癌

著者: 水口靖規1 浅野友彦1 早川正道1 中村宏1

所属機関: 1防衛医科大学校泌尿器科

ページ範囲:P.1032 - P.1033

文献概要

 66歳,男性。進行性前立腺癌患者にLH-RHアゴニストとフルタミドを投与していたが,経過中にPSA値の上昇,腰痛の増悪がみられた。肝機能障害が出現してきたためフルタミドの投与を中止したところ,PSA値は著明に低下し腰痛も軽快した。欧米で報告例の増加しているf1utamide withdrawal syndromeの1例を報告した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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