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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科51巻13号

1997年12月発行

症例

尿管結石治療中に偶然発見された後部尿道ポリープ

著者: 菅谷泰宏1 橋本紳一1 森田辰男1 小林裕1 徳江章彦1 野首光弘2

所属機関: 1自治医科大学泌尿器科 2自治医科大学病理

ページ範囲:P.1039 - P.1041

文献概要

 症例は52歳,男性。左上部尿管結石に対して体外衝撃波結石破砕術を施行した。しかし,結石破砕片は尿管膀胱移行部で停滞し,自然排石が遷延した。この治療の一環として施行した尿道膀胱鏡検査にて,前立腺部尿道の遠位側1時の方向に大豆大の乳頭状腫瘤を認めたため,経尿道的に腫瘤切除術を施行した。腫瘤の病理学的診断は,前立腺上皮性ポリープであった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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