icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科51巻3号

1997年03月発行

文献概要

綜説

前立腺肥大症におけるPressure Flow Study

著者: 山口脩1

所属機関: 1福島県立医科大学泌尿器科

ページ範囲:P.183 - P.194

文献購入ページに移動
 Pressure Flow Studyでは,筋肉の収縮力学と尿路の流体力学に基づき,排尿筋の強さと尿道閉塞の程度が判定される.排尿筋に内在する収縮エネルギーの量が排尿筋の強さを表わし,排尿時のP/Qプロットからその値を計算できる.排尿後半のP/Qプロットの解析から尿道抵抗曲線が求められ,尿道閉塞の定量的評価が可能となる.これらの理論を基礎にして,Abrams/GriffithsあるいはSchäferのノモグラムがどのようにしてつくられたかを解説した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら