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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科51巻5号

1997年04月発行

文献概要

増刊号特集 術者からみた局所解剖 Ⅰ 上部尿路・副腎系の局所解剖 2.腎臓

経胸腹的腎摘出術

著者: 寺島保典1

所属機関: 1日本医科大学泌尿器科

ページ範囲:P.43 - P.47

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 経胸腹的腎摘出術に必要な局所解剖について解説する。経胸腹的アプローチの対象となる主な疾患としては,腎腫瘍,副腎腫瘍,下大静脈の腫瘍塞栓,後腹膜リンパ節腫大などである。この術式の特徴は腹腔,後腹膜腔の良好な術野の展開が得られることである。また,胸腔内下大静脈の展開も得られる。腎摘出術に関する腎の局所解剖については他稿に譲り,本稿では特に体表面より後腹膜腔までのアプローチに関する局所解剖について解説する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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