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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科51巻5号

1997年04月発行

文献概要

増刊号特集 術者からみた局所解剖 Ⅱ 下部尿路系の局所解剖 2.前立腺(精嚢)

経会陰式根治的前立腺摘除術

著者: 頴川晋1

所属機関: 1北里大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.104 - P.108

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 経会陰式根治的前立腺摘除術は,1904年,ジョンスホプキンス大学のHugh Hampton Youngが考案した術式である。現在,前立腺癌の根治術としては,Patrick C.Walshらによる恥骨後式神経保存術式がより一般的である。しかし本術式は,腹部の切開が不要,術後の疼痛が軽度,術中出血が少なく輸血を必要とすることが少ないなど,恥骨後式術式では得られにくい利点も多いため,最近とみに見直されてきている。本稿では同術式の手順に沿い,男性会陰から前立腺部にかけての局所解剖を解説する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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