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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科51巻6号

1997年05月発行

症例

尿路感染が誘因と考えられた頸椎硬膜外膿瘍

著者: 三國恒靖1 柳沢健1 工藤一1

所属機関: 1国立弘前病院泌尿器科 2弘前大学医学部第2病理学教室

ページ範囲:P.413 - P.415

文献概要

 尿管ステント留置中に発熱と下肢の痺れが現われ,MRIで頸椎硬膜外膿瘍が指摘された。尿路感染が誘因と考えられた。脊椎前方固定術を行い歩行器歩行は可能となったが,四肢の痺れが残存した。硬膜外膿瘍は神経根痛,背部痛,発熱などを初発症状とし,急速に神経麻痺を来すので,早期発見と早期治療が要求される疾患である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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