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特集 泌尿器科領域の新しい画像診断
エディトリアル—泌尿器科領域の新しい画像診断
著者: 平松京一1
所属機関: 1
ページ範囲:P.443 - P.443
文献購入ページに移動これらの新しい画像診断の出現によって,従来より主流をなしてきた経静脈性腎盂造影をはじめとする種々の尿路系の造影検査や血管造影の役割は大きく変わり,診断のdecision treeにおける位置付けも変わりつつある。確かにこれまで血管造影検査でしか判定できなかった血管内への腫瘍の進展や血管自体の病変などは,MRアンギオ,CTアンギオ,またはカラードプラ法を含んだUSなどによって判定が可能になりつつあるし,尿路系全体の形態もMR urographyの手技により描出されるようになってきた。また,前立腺の診断においては直腸内コイルを用いた高解像力MRI検査によって前立腺の内部構造(内腺,外腺)が明瞭に描出され,これによって前立腺癌の診断が大きく前進し,経直腸USとともに大きな役割を演じている。
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