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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科51巻7号

1997年06月発行

文献概要

手術手技 悪性腫瘍の手術・6

膀胱全摘除術

著者: 平塚義治1

所属機関: 1福岡大学筑紫病院泌尿器科

ページ範囲:P.491 - P.498

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 膀胱全摘除術と,それとともに行う骨盤リンパ節郭清術は,浸潤性膀胱癌の重要な治療法である。したがって,この手術を安全にかつ確実に行うことは泌尿器科医にとって習得すべき必須の事項である。その主なポイントは,骨盤の豊富な静脈叢からの出血のコントロール.膀胱前立腺後面と直腸間の剥離にあり,さらに最近は勃起神経温存,新膀胱形成のために神経血管束,尿道を損傷なく剥離することも要求されている。本稿では,筆者が行っている術式,工夫点,注意点について述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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