文献詳細
画像診断
文献概要
患者 84歳,男性。
主訴 夜間頻尿および顕微鏡的血尿。
既往歴 頸髄症。
現病歴 1994年10月24日,夜間頻尿および顕微鏡的血尿が出現したため,当科を受診した。
現症 眼瞼結膜に中等度の貧血を認めた。
検査成績 末梢血検査にて赤血球が311×104/mm3と中等度の貧血を認めた以外に異常はなかった。
臨床経過 腹部超音波検査にて右腎中央部外側に直径約1.5cmのhyper echoic tumorを認めた(図1)。腹部CT検査(図2)および血管造影などにても実質性腫瘍とcomplicatedcystとの鑑別診断が困難であったため,spinecho法およびfield echo法によるMRI検査を施行し,実質性腫瘍とほぼ確定診断し得たため,腫瘍核出術を施行した(図3,4)。
病理学的所見 Renal cell carcinoma, Grade2,papillary type, granular cell subtypeであった。
主訴 夜間頻尿および顕微鏡的血尿。
既往歴 頸髄症。
現病歴 1994年10月24日,夜間頻尿および顕微鏡的血尿が出現したため,当科を受診した。
現症 眼瞼結膜に中等度の貧血を認めた。
検査成績 末梢血検査にて赤血球が311×104/mm3と中等度の貧血を認めた以外に異常はなかった。
臨床経過 腹部超音波検査にて右腎中央部外側に直径約1.5cmのhyper echoic tumorを認めた(図1)。腹部CT検査(図2)および血管造影などにても実質性腫瘍とcomplicatedcystとの鑑別診断が困難であったため,spinecho法およびfield echo法によるMRI検査を施行し,実質性腫瘍とほぼ確定診断し得たため,腫瘍核出術を施行した(図3,4)。
病理学的所見 Renal cell carcinoma, Grade2,papillary type, granular cell subtypeであった。
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