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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科51巻9号

1997年08月発行

文献概要

症例

内視鏡的尿道切開術を施行した小児外傷性尿道完全断裂

著者: 海野智之1 高山達也1 麦谷荘一1 畑昌宏2 鈴木和雄2 藤田公生2

所属機関: 1聖隷三方原病院泌尿器科 2浜松医科大学泌尿器科

ページ範囲:P.655 - P.657

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 症例は11歳,男児。鉄棒の上に騎乗状態で会陰部を強打,その後の会陰部疼痛,腫脹,肉眼的血尿を主訴に当科を受診。膀胱尿道造影にて尿道球部における完全断裂を認めたため,経皮的膀胱瘻を緊急留置した。2か月の経過をみたのち内視鏡的尿道切開術を施行した。術後6か月経過した現在,4週間に一度程度のブジーで良好な排尿を得ている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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