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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科51巻9号

1997年08月発行

文献概要

症例

顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)産生膀胱癌の1例

著者: 越知憲治1 高田恵吉1 越智達正1 武井俊作1 清家泰1

所属機関: 1松山市民病院泌尿器科

ページ範囲:P.687 - P.689

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 67歳,女性。肉眼的血尿を主訴に受診した。膀胱に大きな腫瘍を認め,膀胱全摘除術と回腸導管造設術を施行した。病理組織診断は扁平上皮癌であった。術前に末梢血白血球数の増加と血清G-CSF濃度の上昇が認められ,術後にはこれらが正常化した。本症例は,本邦13例目のG-CSF産生膀胱癌と思われる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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