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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科52巻10号

1998年09月発行

文献概要

症例

尿管精路異所開口の2例

著者: 伊藤弘之1 米山高弘1 高橋淳1 高橋伸也1 工藤誠治1 高橋信好1

所属機関: 1弘前大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.747 - P.749

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 尿管精路異所開口の2例を経験した。[症例1]は43歳,男性。尿潜血を主訴に受診し,MRIにて左腎低形成,左尿管の拡張,精嚢の嚢胞状の腫大を認め,左腎尿管精嚢摘出術を施行した。尿管は射精管に開口していた。[症例2]は22歳,男性。排尿痛を主訴に受診し,右精管造影にて精嚢の腫大および右尿管も造影された。CTにて右腎の低形成も認め,右腎尿管精嚢摘出術を施行した。尿管は精管膨大部に開口していた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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