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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科52巻10号

1998年09月発行

症例

成人に発生した成熟型後腹膜奇形腫

著者: 長田浩彦14 中島淳1 實川正道1 黄英文2 辻忠男2 赤塚誠哉3

所属機関: 1浦和市立病院泌尿器科 2浦和市立病院消化器内科 3浦和市立病院病理 4現 慶應義塾大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.758 - P.760

文献概要

 症例は17歳の女性。腹部超音波検査で右腎上方に石灰化を伴う径10cm大の腫瘤性病変が指摘され,当科へ紹介となった。腹部CTおよびMRI検査にて骨様陰影や脂肪成分などが認められ,後腹膜奇形腫が最も疑われた。腫瘍摘出術を施行し,病理組織学的には悪性の所見はなく,成熟型奇形腫と診断された。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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