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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科52巻11号

1998年10月発行

海外事情

ブラジル・「サンパウロ」の泌尿器科医たち

著者: 大橋正和1

所属機関: 1東京歯科大学市川総合病院泌尿器科

ページ範囲:P.885 - P.887

文献概要

 私は1997年12月初めから1998年3月末までの4か月間にわたり,ブラジルに滞在する機会を得ました。前半の2か月間はアマゾン川河口都市ベレンに(臨泌52:797-799を参照),後半の2か月間はブラジル最大の都市サンパウロに滞在し,泌尿器科をはじめとする医療を見てきました。今回はサンパウロの泌尿器科医たちについて述べます。
 1980年よりJICA(国際協力事業団)の取り計らいで,南米日系人若手医師の慶應義塾大学病院での医学研修が行われています。泌尿器科学教室にも,1992〜1993年にサンパウロ在住の若手の日本人医師,矢野高行先生が研修に来ました。彼は日本で生まれ,5歳の時にご両親とともにブラジルに渡ったので,国籍は日本です。私は慶應義塾大学病院で彼とともに働く機会を持ち,そして今回,彼を頼ってサンパウロを訪れました。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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