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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科52巻12号

1998年11月発行

文献概要

セミナー 合併症をもつ患者の術前・術後の全身管理・13

注意すべき状態の患者—新生児,乳児,学童

著者: 津ケ谷正行1 伊藤尊一郎1 永田大介1 林祐太郎2 郡健二郎2

所属機関: 1豊川市民病院泌尿器科 2名古屋市立大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.921 - P.925

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 小児では基礎代謝熱量や不感蒸泄が大きく,水分代謝回転が早いうえに体成分中の水分含有率が高い。また腎機能は未熟なため,濃縮力が低い。したがって,小児は体液代謝のバランスが崩れやすく,輸液には細心の注意を要する。小児では舌,アデノイドや口蓋扁桃が大きく,気道が狭い。また気道分泌物が多いため,容易に気道閉塞を起こしやすい。尿路の手術では尿の流出状態,特にカテーテルの管理には細心の注意を要する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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