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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科52巻13号

1998年12月発行

文献概要

セミナー 合併症をもつ患者の術前・術後の全身管理・14

注意すべき状態の患者—肥満

著者: 比嘉和夫1

所属機関: 1福岡大学医学部麻酔科

ページ範囲:P.1011 - P.1016

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 肥満とは脂肪の過剰な蓄積により生じる病態であり,代謝,循環器,呼吸器,消化器の異常を伴うことが多い。以前は肥満患者の術後の肺合併症の頻度,死亡率は高いと報告されていたが,集中的な周術期の管理を行えば,術後の肺合併症,死亡率は非肥満患者と明らかな違いはない。肥満患者の麻酔,手術は難渋することが多いが,肥満ということで手術を回避してはならない。肥満の病態と周術期の管理について述べた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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