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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科52巻13号

1998年12月発行

文献概要

症例

ピオクタニンによると思われる陰嚢壊疽

著者: 鈴木常貴1 牛山武久1

所属機関: 1国立身体障害者リハビリテーションセンター泌尿器科

ページ範囲:P.1031 - P.1033

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 34歳,男性。1991年4月12日に第1腰髄完全損傷。主な尿路管理は自己導尿であったが,1997年6月に仙骨部褥瘡にて当院を受診した。入院してピオクタニンによる褥瘡部消毒を開始するも陰嚢部の腫脹が出現し,やがて壊疽,潰瘍化したため泌尿器科へ転科した。ピオクタニンの中止および対症的な洗浄と消毒に切り替え,治癒に至った。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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