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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科52巻13号

1998年12月発行

症例

腹腔鏡下尿膜管遺残摘出術の2例

著者: 大森正志1 平石攻治1 小笠原邦夫2 住吉義光3 中逵弘能3 多畿山渉4

所属機関: 1高松市民病院泌尿器科 2高松市民病院外科 3国立病院四国がんセンター泌尿器科 4国立病院四国がんセンター外科

ページ範囲:P.1040 - P.1043

文献概要

 化膿性膀尿膜管洞の2症例に対して腹腔鏡下に摘出術を試みた。臍の一部の摘出を含めても約1.5〜2cmの術創が計4〜5か所ですみ,コスメティックな面からも有用であるばかりでなく,尿膜管遺残の周囲には重要な臓器や大きな血管がなく,手術手技も比較的容易であった。2症例とも術後合併症を来すこともなく,5日目および10日目に退院した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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