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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科52巻13号

1998年12月発行

症例

ジメチルスルフォキシド膀胱内注入療法が有効であった間質性膀胱炎5例の検討

著者: 藤田竜二1 山下良孝1 片山泰弘1 河口幸博2

所属機関: 1玉野市立玉野市民病院泌尿器科 2玉野市立玉野市民病院病理部

ページ範囲:P.1054 - P.1057

文献概要

 間質性膀胱炎5例に対してジメチルスルフォキシド膀胱内注入療法を行い,良好な成績を得た。年齢は54〜78歳で平均は67.2歳,全例女性であった。1例に再発を認めたが,膀胱内注入療法を再開することにより膀胱刺激症状は消失した。また,現在1例のみに加療を要するも,抗コリン剤および消炎鎮痛剤をときに服用するだけで日常生活に支障ない。他の4例については,排尿障害なく加療を必要とせず,経過良好である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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