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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科52巻2号

1998年02月発行

セミナー 合併症をもつ患者の術前・術後の全身管理・4

腎機能障害

著者: 大竹喜雄1

所属機関: 1三愛記念病院

ページ範囲:P.113 - P.119

文献概要

 臨床において腎機能障害を知る簡便な指標は,血清クレアチニン(Cre)値であり,血清Cre値の異常な患者の場合,感染症や手術などの侵襲により急激に腎機能が増悪するので注意する必要がある。したがって,腎機能障害患者を手術するときは,血液浄化法が施行可能な施設で行うべきである。最近の持続的血液浄化法,抗凝固剤,腎不全用アミノ酸製剤の進歩により腎機能障害患者における術前,術中,術後管理は従来に比し容易にかつ安全に施行可能となった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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