icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科52巻4号

1998年03月発行

増刊号特集 膀胱全摘除術と尿路変向術のすべて

Ⅵ 術後管理と合併症対策 4.術後合併症とその対策

尿路合併症

著者: 魚住二郎1

所属機関: 1九州大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.279 - P.283

文献概要

はじめに
 尿路変向術の歴史は長く,尿管皮膚瘻にはじまり,回腸導管に代表される失禁型の尿路変向術,これに続いてコックパウチ,インディアナパウチをはじめとする種々の尿禁制型の尿路変向術が考案された。さらに,適応症例は限定されるものの尿道排尿型の尿路変向(尿路再建)術が行われるようになった。"Simple is best"というのが手術の原則であり,手術手技が複雑になるほど合併症の種類や頻度も増えることになる。
 本稿では,尿失禁型,尿禁制型,尿道排尿型の代表的な尿路変向術における主な合併症とその対策について概説する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら