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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科52巻8号

1998年07月発行

症例

埋没陰茎・真性包茎を合併した陰茎型尿道上裂

著者: 窪田裕樹12 林祐太郎1 窪田泰江1 小島祥敬1 丸山哲史1 郡健二郎1

所属機関: 1名古屋市立大学医学部泌尿器科 2現 愛知県厚生農業共同組合連合会更生病院泌尿器科

ページ範囲:P.577 - P.579

文献概要

 1歳,男児。生下時から陰茎の埋没を指摘されており,陰茎の形態異常を主訴に当科を受診した。外陰部は埋没陰茎,真性包茎の状態であった。手術にて尿道上裂と判明し,尿道形成術を施行した。本疾患と単なる埋没陰茎との術前の鑑別方法は陰茎縫線の不明瞭さにあると思われた。埋没陰茎,真性包茎を合併した尿道上裂の報告は,本邦では自験例が4例目であった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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