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間質性膀胱炎の成因はさまざまで,お互いにかかわりあっており,ひとつの疾患としてではなく恥骨上部の疼痛や頻尿,切迫感などを主訴とする症候群としてとらえるべきである。その診断には水圧療法も兼ねた麻酔下の膀胱鏡検査が有用であるが,明確な診断基準はなく,症状,病歴も含めて総合的に診断する必要がある。治療としては決め手はないが,個々の症例にあった治療法を選択すればある程度の効果は得られると考えられた。
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