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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科52巻9号

1998年08月発行

綜説

間質性膀胱炎の診断と治療

著者: 伊藤貴章1

所属機関: 1東京医科大学泌尿器科

ページ範囲:P.635 - P.640

文献概要

 間質性膀胱炎の成因はさまざまで,お互いにかかわりあっており,ひとつの疾患としてではなく恥骨上部の疼痛や頻尿,切迫感などを主訴とする症候群としてとらえるべきである。その診断には水圧療法も兼ねた麻酔下の膀胱鏡検査が有用であるが,明確な診断基準はなく,症状,病歴も含めて総合的に診断する必要がある。治療としては決め手はないが,個々の症例にあった治療法を選択すればある程度の効果は得られると考えられた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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