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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科53巻10号

1999年09月発行

手術手技 基本手技・9

膀胱全摘除術

著者: 秦野直1

所属機関: 1琉球大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.759 - P.767

文献概要

 膀胱全摘除術では合併症を極限まで減らすよう努力すべきである。このためには術前の準備,体位のとり方,手術方法などに様々な工夫が必要である。本稿では項目別に注意すべき点や考え方などを述べた。出血を来しやすいdorsal veincomplexの処理および,膀胱・前立腺・尿道を一塊として切除する方法についてはやや詳しく述べたが,自然排尿型の尿路変向を行うために尿道を残す場合や神経温存手術にも言及した。また,バイポーラ電気メスの活用法や電気メスによる合併症についても言及した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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