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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科53巻11号

1999年10月発行

文献概要

セミナー アンドロロジーの最近の進歩・4

男性不妊症診療の最近の進歩

著者: 並木幹夫1

所属機関: 1金沢大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.863 - P.868

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 男性不妊症診療の最近の進歩について概説した。男性不妊症の原因の50%以上は特発性精子形成障害であるが,最近Y染色体長腕上の精子形成関連遺伝子AZFの微小欠失がその一因であることが判明し,精子形成機構解明の一助となることが期待される。治療面では,手術法やARTの進歩により治療成績が向上し,治療可能な患者の範囲も拡大した。最後に,無精子症患者の遺伝子異常の問題やARTに伴う倫理的問題についても言及した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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