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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科53巻11号

1999年10月発行

文献概要

原著

骨盤内臓器全摘除術を施行した進行前立腺癌

著者: 丸岡正幸1 鈴木澄恵1 浜野公明1 西川泰世1 長山忠雄1

所属機関: 1千葉県がんセンター泌尿器科

ページ範囲:P.869 - P.872

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 膀胱と直腸に浸潤を有し,そのために膀胱刺激症状や腸閉塞症状を呈したstage D2の進行前立腺癌に対して,症状の改善と治療効果を上げるために,骨盤内臓器全摘除術と尿路変向術,人工肛門造設術,リンパ節郭清術を行った。さらに,化学内分泌治療を手術前後に併用した。治療結果は,生存は1例で癌なし96か月生存し社会復帰している。また,4例は死亡したが,その生存期間はそれぞれ21,51,70,81か月であった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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