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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科53巻11号

1999年10月発行

症例

尿漏を生じたマイクロ波凝固による腎部分切除術

著者: 大野仁12 溝口裕昭1

所属機関: 1国立大分病院泌尿器科 2現 大分医科大学泌尿器科

ページ範囲:P.889 - P.891

文献概要

 患者は47歳,男性。偶発的に発見された両側腎細胞癌に対してマイクロ波凝固装置(日本商事株式会社製)を用いて右腎部分切除術,そののちに腹腔鏡下左根治的腎摘除術を施行した。術後,右下腎杯からの凝固組織の壊死,脱落により発生したものと思われる尿漏を認めた。特に処置は要せず,6か月目に軽快,治癒した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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