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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科53巻11号

1999年10月発行

文献概要

症例

右遊走腎に対し後腹膜鏡下右腎固定術を施行した1例

著者: 山田大介12 中山恭樹1 市川孝治1 三枝道尚1 浅野聰平1 荒巻謙二1

所属機関: 1社会保険広島市民病院泌尿器科 2現 三豊総合病院泌尿器科

ページ範囲:P.897 - P.900

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 患者は62歳,女性。立位にて出現する右腰痛および肉眼的血尿を主訴に受診した。右遊走腎を認め,硝酸銀による腎孟洗浄にて保存的に加療したが,血尿が持続するため後腹膜鏡下に右腎固定術を施行した。術後経過は順調で,右腰痛,血尿は術後消失した。症候性遊走腎に対して,後腹膜鏡下腎固定術は有用な治療法と思われた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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