icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科53巻11号

1999年10月発行

小さな工夫

デジタルカメラで簡単に撮れる顕微鏡,内視鏡写真

著者: 尾上正浩1 阿倉薫2

所属機関: 1NTT西日本大阪病院泌尿器科 2NTT西日本大阪病院第二臨床検査科

ページ範囲:P.919 - P.919

文献概要

1.はじめに
 筆者らは臨床,研究に携る中で研究や発表のために多くの画像を残しておく必要がある。従来の銀塩フィルムを用いたカメラに代わって,容易な操作で高画質が得られ,何度も撮り直し可能なデジタルカメラが市販されている。本稿では,デジタルカメラの便利な使用方法について紹介する。
 従来のカメラでは,撮影した画像は現像した後でなければ確認できなかった。その結果,残しておきたい資料として満足のいく画像が得られなかったという経験は幾度かされているだろう。しかし,デジタルカメラでは,撮った画像はその場で液晶モニターで確認ができ,撮り直しが可能である。また,撮影した画像はコンピュータに入力することで整理され,必要な画像のみを現像してスライドにすることが可能であり,画像の色あせの心配もなく,ランニングコストを大幅に減少させることができる。また,実際にインターネットを利用したスライドカンファレンスなど電子化された学術活動が始まっている1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら