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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科53巻12号

1999年11月発行

特集 泌尿器科領域の救急疾患—診断・治療の新たな展開

尿道

著者: 五十嵐辰男1 伊藤晴夫1

所属機関: 1千葉大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.961 - P.964

文献概要

 尿道損傷治療の最近の傾向と,尿道結石,異物,尿道狭窄,尿道周囲膿瘍の治療法を概説した。男性の骨盤骨折に併発した後部尿道断裂では,まず膀胱瘻を留置し,尿禁制,性機能温存を考慮して治療法を選択する。女性では性器損傷を伴うことがあり,骨盤内膿瘍を併発するので早期に修復,ドレナージを施す必要がある。尿道結石,異物は内視鏡的に診断.摘出する。尿道狭窄,尿道周囲膿瘍は応急的に膀胱瘻を造設する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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