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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科53巻12号

1999年11月発行

文献概要

特集 泌尿器科領域の救急疾患—診断・治療の新たな展開

急性陰嚢症

著者: 星野孝夫1 岩本晃明1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学泌尿器科

ページ範囲:P.965 - P.970

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 急性陰嚢症では,精巣の保存を第一に考え,臨床所見で精索捻転症が疑われれば緊急手術の適応であり,補助診断は不要である。臨床所見で判断できないときは,補助診断で精巣血流の有無を判定し鑑別する。現在,補助診断としては,施行の容易さからカラードプラー法が最も有用とされる。しかし,血流の判定ができないこともあり,臨床所見で精索捻転症が否定できない限り,試験切開を行うべきである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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