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特集 泌尿器科領域の救急疾患—診断・治療の新たな展開
文献概要
救急医療の対象となる前立腺に基づく病態は,急性尿閉が最多である。導尿を行って尿閉を解除することが急務であるが,カテーテル通過が困難ならば早めに膀胱穿刺を行い,苦痛を緩和したのちに経尿道操作に移るべきである。発熱,排尿痛を訴えるときには急性前立腺炎も考慮する。触診所見や,軽い前立腺マッサージ後の初期尿(VB3)検査により前立腺炎が強く示唆されるときは,第3世代セフェム薬,ニューキノロン剤を投与する。
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