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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科53巻2号

1999年02月発行

症例

人工妊娠中絶術後に発症したと考えられる出血性副腎嚢腫

著者: 青木勝也1 高島健次1 平尾和也1 平松侃2 影林頼明3 平尾佳彦3

所属機関: 1平尾病院泌尿器科 2日生病院泌尿器科 3奈良県立医科大学泌尿器科

ページ範囲:P.151 - P.153

文献概要

 症例は27歳,女性。人工妊娠中絶術施行後,同日,夕方より右腰背部疝痛発作および発熱を認め,他院を受診した。精査にて右副腎嚢腫を疑われて当院を紹介された。エコーガイド下に吸引細胞診を施行し,右出血性副腎嚢腫と診断した。全身状態が良好であったため,経過観察とした。発症後1年を経過した現在,嚢腫の縮小を認めている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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