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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科53巻3号

1999年03月発行

文献概要

症例

M-VACとガンマナイフが奏効した膀胱癌脳転移

著者: 久保田恭代1 武田英男1 佐藤信夫1 内藤博道2 上原敏敬3

所属機関: 1船橋市立医療センター泌尿器科 2船橋市立医療センター脳神経外科 3船橋市立医療センター病理

ページ範囲:P.251 - P.253

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 60歳,女性。主訴は肉眼的血尿とめまい。膀胱癌T3aNOM1(小脳転移)の診断で入院した。全身化学療法(M-VAC)にて小脳転移巣は縮小し,ガンマナイフで消失した。膀胱全摘除術および回腸導管造設術を行ったところ,腫瘍細胞は認めなかった。初診時に脳転移のみを認めた膀胱癌症例は極めて稀であり,本邦ではこれまでに報告がない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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