icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科53巻4号

1999年03月発行

増刊号特集 泌尿器科画像診断

Ⅱ.基本的な検査—手技と診断のポイント

精管・精嚢造影

著者: 長谷川徹1 田近栄司2 近藤宣幸3 並木幹夫1

所属機関: 1金沢大学医学部泌尿器科 2富山県立中央病院泌尿器科 3健保連大阪中央病院泌尿器科

ページ範囲:P.88 - P.91

文献概要

1 はじめに
 精管内に造影剤を注入し,生体における精嚢のX線描出に成功したのは,1913年,Belfieldの報告が最初である1)。この検査の特徴として,尿路系の他のX線撮影に比し,観血的な手技であり,熟練した技術を要することや,健常人にもかなり個人差が認められ,評価が比較的困難であることが挙げられる。また,画像技術の進歩に伴って,適応も変化してきた。しかし,泌尿器科医にとって重要な検査手技であることに変わりはない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら