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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科53巻4号

1999年03月発行

増刊号特集 泌尿器科画像診断

Ⅲ.疾患別画像診断 6.異物

異物

著者: 高本均1

所属機関: 1倉敷成人病センター泌尿器科

ページ範囲:P.285 - P.288

文献概要

1 はじめに
 尿路異物には非常に様々な種類があるが,X線陽性とX線陰性に分類できる。X線陽性のものはKUBで診断は比較的容易であるが,X線陰性のものはDIP,RP,US,CT,MRIなどの検査を要する。尿路異物で最も多い部位は膀胱・尿道であり,腎・尿管は少ない。
 異物が尿路に到達する経路としては,(1)体外から経皮的に刺入,(2)腸管からの迷入,(3)経尿道的操作,(4)治療行為によるもの,がある。特にこの10数年,治療行為によるものは,endo-urology,laparoscopy,interventional radiologyなどの発展によりさまざまな器具,カテーテル,ステントあるいは注入物などが使用されるようになり,異物の種類が増加し,複雑さを増している。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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