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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科53巻4号

1999年03月発行

増刊号特集 泌尿器科画像診断

Ⅴ.新しい画像診断

MRアンギオグラフィー

著者: 津田恭1 嗚海善文1 村上卓道1 高橋哲1 金東石1 中村仁信1

所属機関: 1大阪大学医学部放射線科

ページ範囲:P.396 - P.401

文献概要

1 MRアンギオグラフィーの概念と分類
 MRアンギオグラフィーは血管を画像化する方法(vascular imaging)の一手法である。従来の血管造影と異なりカテーテルを用いる必要がなく,その侵襲性の低さから,注目されてきた。MRIでは,血流などの流体からの信号と静止部位からの信号は異なることを利用し,無侵襲で血管を画像化できる。また,造影剤を経静脈性に投与することによって,より良好なコントラストで血管像を得ることも可能である。このようなMRIを用いた血管系の形態の画像化手法の総称が,MRアンギオグラフィー(MR angiography)である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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