文献詳細
症例
文献概要
49歳,女性。数年前から子宮腺筋症を指摘されていた。排尿困難,右腰痛,発熱を主訴に当科を受診した。精査の結果,両側水腎症,両側尿管結石,子宮腺筋症,右腎盂腎炎と診断し,まず右腎にステントを留置した。腎盂腎炎消退後に,まず単純子宮摘出術および左下部尿管切石術を開腹術で行い,その1か月後に右腎盂尿管移行部嵌頓結石に対して体外衝撃波砕石術(以下,ESWL)を施行した。病理組織学的所見は子宮腺筋症で,結石は蓚酸カルシウム,リン酸マグネシウムアンモニウムの混合結石であった。
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