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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科53巻5号

1999年04月発行

症例

両側水腎・尿路結石症を来した子宮腺筋症

著者: 我喜屋宗久1 島袋修一1

所属機関: 1沖縄県立宮古病院泌尿器科

ページ範囲:P.347 - P.349

文献概要

 49歳,女性。数年前から子宮腺筋症を指摘されていた。排尿困難,右腰痛,発熱を主訴に当科を受診した。精査の結果,両側水腎症,両側尿管結石,子宮腺筋症,右腎盂腎炎と診断し,まず右腎にステントを留置した。腎盂腎炎消退後に,まず単純子宮摘出術および左下部尿管切石術を開腹術で行い,その1か月後に右腎盂尿管移行部嵌頓結石に対して体外衝撃波砕石術(以下,ESWL)を施行した。病理組織学的所見は子宮腺筋症で,結石は蓚酸カルシウム,リン酸マグネシウムアンモニウムの混合結石であった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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