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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科53巻5号

1999年04月発行

文献概要

症例

ダブルJカテーテル留置3か月後に生じた多発性結石の1例

著者: 今村正明1 大森孝平1

所属機関: 1大阪赤十字病院泌尿器科

ページ範囲:P.355 - P.357

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 22歳,男性。1997年2月,右尿管結石に対して経尿道的尿管砕石術(TUL)を施行した後に,ダブルJカテーテルを留置した。以後,両腎結石に対して体外衝撃波結石破砕術(ESWL)を計3回施行し,経過観察していた。5月,KUBにてカテーテル周囲の腎,尿管,膀胱に多発性結石を認めた。経尿道的にカテーテル抜去を試みた際にカテーテルが断裂し,尿管および膀胱内にカテーテルが遺残した。内視鏡的に結石を破砕した後,上部遺残カテーテルは経皮的に,下部遺残カテーテルは経尿道的に摘出した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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