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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科53巻6号

1999年05月発行

症例

ホルモン化学療法後にDICと重症黄疸を発症し救命し得た前立腺癌

著者: 鈴木一実1 徳江章彦1 石川眞也2

所属機関: 1自治医科大学泌尿器科 2小山市民病院泌尿器科

ページ範囲:P.431 - P.433

文献概要

 症例は75歳,男性。前立腺低分化腺癌病期Cの診断でホルモン化学療法を施行した。前立腺腫瘍マーカーは正常範囲内であった。化学療法後3日目に,突然,播種性血管内凝固(以下,DIC)と重症黄疸を発症したが,適切な治療によりDICと黄痘は改善した。発症前後の臨床経過から,DICと黄疸の原因として抗癌剤の関与が考えられた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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