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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科53巻7号

1999年06月発行

綜説

性分化と停留精巣

著者: 島博基1 滝内秀和1 善本哲郎1

所属機関: 1兵庫医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.473 - P.482

文献概要

 性分化異常に伴う停留精巣を理解するためには,停留精巣の基本的知識と性分化異常の診断について知らなければならない。本稿では,停留精巣の発生解剖学,頻度,妊孕性,悪性化,治療方針について知っておかなければならない知識を総括した上で,男性仮性半陰陽の診断的分類について述べ,これらの疾患における停留精巣の方針について,手術手技を含めて概説した。特に,腹腔内精巣については低位(low position)と高位(high position)腹腔内精巣があることを述べ,低位腹腔内精巣は通常の固定術が可能であることを強調した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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