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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科53巻7号

1999年06月発行

症例

縫縮術を施行した先天性陰茎彎曲症の1例

著者: 伊藤聡1 岩井謙仁1 玉田聡1 吉田直正1

所属機関: 1和泉市立病院泌尿器科

ページ範囲:P.529 - P.531

文献概要

 15歳,男性。陰茎彎曲を主訴に来院。陰茎は,勃起時,非勃起時とも腹側に約60度彎曲していた。陰部外傷の既往はなく,外尿道口は正常部位に開口し,陰茎に索状物,硬結を触知しなかかったことから,先天性陰茎彎曲症と診断した。治療として,彎曲部凸側で陰茎白膜を切開せず,縫縮するのみで彎曲を矯正するplication法を施行した。術後1年を経過するが,再発を認めていない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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