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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科53巻7号

1999年06月発行

症例

直腸癌腎転移の1例

著者: 栗田誠1 加藤雄一1 大野順弘2 久保田裕3 山中英寿3

所属機関: 1利根中央病院泌尿器科 2利根中央病院病理科 3群馬大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.537 - P.539

文献概要

 患者は58歳,女性。1992年に直腸癌の手術を施行された。その後,局所再発および内腸骨リンパ節転移を認めたため,放射線治療を施行している。経過観察中のCTにて右腎の腫瘍を認めた。IVP,血管造影,MRIを試行したが,画像上は転移性腎腫瘍と腎細胞癌との鑑別がつかなかったため,腎摘出術を施行した。病理学的には直腸癌の転移であり,中分化型腺癌であった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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