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文献詳細

雑誌文献

臨床泌尿器科53巻8号

1999年07月発行

手術手技 基本手技・7

Primary VURに対する手術手技の基本

著者: 大島一寛1 中島雄一1

所属機関: 1福岡大学医学部泌尿器科

ページ範囲:P.575 - P.583

文献概要

 本来,尿管膀胱接合部における逆流防止機構は"active"なものであるが,実際に行われる防止術式の原理は粘膜下尿管の持つ"passive"な弁作用に期待するものである。したがって,十分な長さの粘膜下トンネルを作成し,それを支える後壁の補強を行うとともに,自然な走行を確保することが最大のポイントである。神経因性膀胱,下部尿路通過障害,先天異常など続発性因子の検索が重要であることは指摘するまでもない。近年,内視鏡的治療も導入されたが,ここでは原発性VURでの膀胱内到達法を中心に述べる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1332

印刷版ISSN:0385-2393

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